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排水処理設備のトータルメーカー

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排水処理でお困りではありませんか?
株式会社水和は、排水処理設備のトータルメーカーです
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水和の特許及びノウハウ
  1. インライン濃度計による排水処理の自動管理設備
  2. 水熱反応による余剰汚泥の減容化設備
  3. バイオコール・システムによる水質浄化設備
  4. トルラ酵母前処理システムによる経費削減設備
  5. 活性汚泥処理設備のバルキング防止設備
  6. 散水濾床処理設備による難分解物質の除去設備
  7. 真空脱気処理設備による低沸点物質の除去設備
  8. 嫌気発酵処理設備の前処理還元設備
トルラ酵母菌を用いたノウハウで食品工場排水のお悩みを解決します
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食品工場などで一般に使用される「標準活性汚泥処理法」の弱点


(1)油分に弱い
→油分が多いと汚泥が軽くなり、バルキング現象が発生しやすくなる。
→汚泥引抜き量が増加すると、余剰汚泥量が増加する。

(2)負荷変動に弱い
→入ってくる負荷変動が大きいと処理が安定しない。

結論!安定した活性汚泥処理のためには、油分の前処理と負荷の安定化が必要

トルラ酵母菌とは?
トルラ酵母菌は海に住んでいる天然の酵母菌です。
トルラ酵母菌は広く海洋中に生存し、河川から海へ流れ込む汚濁物質や海洋で発生する汚濁物質を食べて生存しています。
自然界の浄化システムを担当する微生物の一つです。
トルラ酵母菌はやっと見える大きさ
トルラ酵母菌は、非常に小さく、顕微鏡の2000倍でやっと見え
る程度の大きさです。また、分散性の細菌なので標準活性汚泥の様にフロックを作りません。
淡水化と排水処理への利用
トルラ酵母菌は海水中に生存していますが、弊社が淡水化に成功し、活性汚泥処理法等と組み合わせて広範囲の産業排水処理に利用できるようになりました。
トルラ酵母菌の処理メカニズム
トルラ酵母菌は酵母という名がついていますが、パン・酒等の発酵に使用する酵母類とは少々異なります。
※有機物を処理して同時に油分解禁素を出すので、酵母菌に分類されます。
一般的に油分の前処理には
加圧浮上設備や油水分離槽が使用されています!


油分以外にSSと半分程度の
BODも除去出来る加圧浮上設備

▼前処理加圧浮上のメリット

  • 処理性がよく設置スペースが小さい。
  • 初期投資が少なくてすむ。

▼前処理加圧浮上のデメリット

  • 大量の薬品が必要。
  • 凝集汚泥が大量に発生し、運転費用が莫大。
  • 悪臭が発生し、周辺環境(近隣)への影響がよく問題になる。
※前処理加圧浮上設備以外に、 前処理凝集沈澱槽、前処理電解加圧浮上設備もデメリットは同じ。
トルラ前処理と凝集分離前処理(加圧浮上、凝集沈澱)との一般的な比較
前処理法 トルラ処理 凝集分離処理
薬  品 不要 PAC+ポリマー
イニシャルコスト
新設で中
ランニングコスト 動力費のみ 非常に大
汚 泥 量 少量の汚泥 多量のスラッジ
臭  気 ほぼ無臭 油分とPACのため悪臭発生
トルラ前処理槽と前処理加圧浮上設備を使用した場合のコスト比較例
(例)500㎥/日×BOD1,000mg/Lの場合
  トルラ前処理槽 前処理加圧浮上
流入BOD/日 500kg-BOD/日 500kg-BOD/日
前処理槽の
余剰汚泥転換率
除去BODの25%程度
(除去率約80%)
除去BODの100%程度
(除去率約60%)
前処理槽の
BOD除去量
400kg-BOD/日 300kg-BOD/日
前処理槽の
余剰汚泥発生量
400kg-BOD/日×25%
=100kg-SS/日
300kg-BOD/日×100%
=300kg-SS/日
曝気槽の余剰汚泥転換率
(BOD汚染負荷 0.1kg-BOD/kg-SSの場合)
除去BODの15%程度 除去BODの15%程度
曝気槽の
BOD除去量
100kg-BOD/日 200kg-BOD/日
曝気槽の
余剰汚泥発生量
100kg-BOD/日×15%
=15kg-SS/日
200kg-BOD/日×15%
=30kg-SS/日
合計の余剰汚泥
発生量
100kg-SS/日+15kg-
SS/日=115kg-SS/日
300kg-SS/日+30kg-
SS日=330kg-SS/日
発生する
脱水ケーキ量(含水率85%)
115kg-SS/日÷0.15
≒770kg
330kg-SS/日÷0.15
≒2,200kg
余剰汚泥処分費 770kg×20円/kg
=15,400円/日
2,200kg×20円/kg
=44,000円/日
年間の余剰汚泥 
処分費
15,400円/日×300日/年間稼働日
=¥4,620,000/年
44,000円/日×300日/年間稼働日
=¥13,200,000/年
※一般的な対象を行なっています。設計により若干の誤差はありますがご了承下さい。
結論!安定した活性汚泥処理のためには、油分の前処理と負荷の安定化が必要

トルラ酵母菌による前処理はpH変動に強い、増殖が早い、負荷変動に強い、管理が容易!
トルラ前処理の特徴とは
・既設の活性汚泥曝気槽を転用できることが多い
トルラ前処理槽は、活性汚泥曝気槽と同じような構造です。
・管理はDO1~3mg/L以上のみ。高DOによるトラブルは無し
活性汚泥の様に高DOによる弊害はありません。
・pH変動に強い
ゲルトルラ前処理の場合、PH5~12の範囲は中和不要の実績あり。
・トルラ酵母菌の追加投入は特に必要無し
BODを処理しながらトルラ酵母菌は増殖します。
後段の曝気槽に入って活性汚泥のフロック内に取り込まれ、曝気槽でも活性汚泥とトルラ酵母菌が一緒に処理を続けます。
油分・BODの処理効率が優れている
トルラ前処理槽により油分が激減する。 BODも前処理されて水質が安定し後段の活性汚泥曝気槽処理や沈澱槽が安定する。
・過少負荷対策不要
活性汚泥の様な過少負荷によるバルキングは無し
SV30や顕微鏡検査不要
・処理設備のコンパクト化が可能
標準活性汚泥処理よりも高い負荷に対応でき、より小さい槽で処理出来る。
・余剰汚泥発生量の激減が可能
生物処理による余剰汚泥発生量は、標準活性汚泥処理より少なく安定。
・スラッジや臭気の低減
前処理加圧浮上槽や油水分離槽を廃止でき、スラッジや臭気の低減が可能。
特許技術トルラ前処理を利用した排水処理のご紹介
河川放流設備方式トルラ前処理の余剰汚泥発生率は、凝集加圧浮上処理よりも75%ダウン!
  下水道放流設備方式:放流規制に適したレベルまでの処理ながら、コストが安く管理の容易!